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剣盾始める前の感想

※※剣盾プレイ前の戯言※※

みなさまポケモン剣盾プレイしてますか。
もくろーはまだしてません。
ですけどこの所TLで毎日たくさんの剣盾情報・感想が流れてきてまして、それを眺めていたら色々なものがたまらなくなってきたので今日は未プレイ視点での剣盾をつらつら書いていこうと思います。

剣盾楽しそう

発売前は結構色々荒れていたように見えましたよね。
それがどっこい、発売してみればこれまたちきゅうなげ。
プレイしてる方々は本当にすごく楽しそうだなーって伝わってくるんですよ。

ただ感想を見ていて、今回は(も)トレーナーがだいぶ目立ってる(トレーナーで盛り上がっている人を多く見かける)みたいだから自分は大丈夫かな?楽しめるかな?という不安は少しありました。
というのも自分は一度、ポケモンはBWでいったんちょっと心が離れたんです。
なんでかなーと思うたびに考えるのが、たぶん、「なんか主人公サイドのトレーナー達が立ちすぎてる」感じを受けたからかなと。
(と、同時にその頃からどっとトレーナーのBL系が目に付くようになったのもあると思うんですが、これに関してはただ自分のタイミングが重なっただけかも知れないとも思います。ただ、趣味嗜好の否定していません。「この世界でそういう嗜好はあまり求めていない」だけです。)

もちろんどのポケモン作品もたくさんのトレーナー達が居て、ジムリーダー達が居て、みんな居ての「ポケモン」ではあるのですが、あくまで個人的に、自分は、ポケモンは「自分が旅をするフィールド」であって、人間関係を強要される場ではない。
と、そういう遊び方で臨んできています。

ゲームの距離感

ゲームとの距離感は人によってそれぞれだと思うんですけど、特に昔の世代をかじっていると、ゲームってやっぱり「自分の冒険の舞台」で、「没入出来る世界」で、「自分自身が何かしている所」であると思うんです。

例えばFC時代のドラクエとかだと「ストーリーは用意されてるけど、幅広い想像の余地がある」というバランス。
自分のストーリーを追加することもできるし、出てきた人達を想像することもできる。想像可動域のバランス。

PlayStationなどの次世代機が出てきてゲーム自体の容量もぐーんと上がると、それに伴って想像の自由度は減ってきたようにやっぱり感じる訳です。
それも楽しいと言えば楽しいんですけど、それは冒険の世界にいくのではなくて、物語を辿っている感覚に近い。
この人はどういう人で、こういう経緯で、そしてこういう話が広がっていく……という舞台が整っていればいるほどやはり自分の想像が入り込む余地がない。

ポケモンはそれより一つ前、「自分で冒険するスタイル」のゲームで来ていて、特に、それぞれの相棒、それぞれの旅。自分の旅。
それがあるゲームだと思っています。
だからストーリー・出会う人達の距離感が縮みすぎると「ポケモン」としての楽しさが違う方向向いちゃうと言うか。

だからこそ、トレーナーの話題や考察を多く見ると、楽しそうな反面不安が沸き立っていましたね。
ただそれでもなんか楽しそうで、なんでかなーと思ってたんですけどそれは多分、キャラが立ってるけど立ちすぎてない。そこにつきるような気がしてきました。
バランスが今回は絶妙だったんじゃないか、と。

世界を用意して、フィールドを用意して、その世界に住む人達を用意して。
この世界にだって人は居て、こういう社会の中で生きている。
あとの適切な距離は君に任せる。
そんなスタイル。
(ホップ君とかライバルはさて置いて)

すごいなあポケモン。
今なお面白くなっていってるのがすごいなあって思います。


ちなみに誤解されそうなので申しておきますと、トレーナープッシュは嫌!って訳じゃないです。
正にトレーナーに焦点を当てたポケマスは超絶楽しんでますし、公式から「あーあの流れでこういう…そうかー!」とか「聞いちゃったよそんな台詞~」みたいなのあるとほんともう公式ありがとうという気持ちになります。
要はポケモンゲームにおいてもそのポケモン世界は何を楽しませてくれるのか明確に合致してると最高ですよねって話。


確立された目的と世界観

どのゲームにもいえますけども、そのゲームに対してユーザーがやりたいことと、ゲームが提供してることが一致すると楽しいよねと思うので、ユーザーもそのゲームで楽しめることを見誤らないようにしたいよねと思います。
見誤って面白くないと怒るのは違うと思いますので。

その点ポケモンは続編に続編を重ねてユーザー層も増えて色々できることが増えてるのにきちんと大多数に「楽しい」を感じさせることが出来てそういうとこすごいなあと思う訳です。
すごいなあ。

一番凄いのは「前の世界・キャラを潰すことがない」のがすごいって思いましたね。
変な後付け・追加設定されたり新作キャラの為の咬ませにさせられたりそういうのがなくて、きちんと扱われてるところが自分はすごく好きです。

なんてぽやぽやTL見てて思いました。

ただここまでポケモンへの思いを拗らせてしまった為、ポケモンを遊ぶ為にはまず精神的負荷がなく、且つ、自由時間が確保され、且つ、何者にも邪魔をされない状態でのめり込みたいというクソ重感情がプラスされてしまっているのがネックです。
もっと気楽に遊びたいです、ポケモン。

ゲームは遊びじゃねえ……仕事であり苦行であり人生なんだよ!みたいな重々しさ、そろそろやめたい。

何だかんだ言いましたが、ポケモンの「余韻・余白を適切に提供する、且つ、その状態を保つ」のは凄いと思うんですよね。
「これってこういう意味なんだよ。ここが伏線でね。視線とか」「もう何年も経ったから言っちゃうけど…」が、大事なところは無い。
気がします。

自分が何か創ると本当に一から十までこれはこうでああでこういう意図があって、こういうボツ案もあったんですよわかってくれますかわー!!ってなってしまうんですけど、世界をそれぞれで楽しむ人にはそんなの余計なことで、ただただ黙って見守られてるだけの方が皆が楽しめたりするもんだとポケモンから感じたりします。

だからこそ最近のリークなどが少々哀しかったりもするのですが……。

創り手が大事にしている世界を大事にしていきたいなあと思いますね。
遊ぶ側としても。

\剣盾早くプレイしなきゃね!/
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