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ポケモンのやさしさ

ポケットモンスター操作性について思うこと。

 

以前、身体を壊した時に思ったことです。

自分は以前、利き腕を壊しました。
痛みで全く使えず、ギプスを嵌められたり、外されたり、それでも動くことがままならない日々が長くありました。

腕は使えないものの他の箇所は健康で、歩くことも何かをすることも出来ます。
ただし、片手で出来る範囲で。
これがすごく不便で、もどかしい。
あと少しで出来るのに、ということができない。
休んでいるだけということもできない。

そこでファミコン時代からお世話になってるゲームの登場。

しかしアクションゲームは論外。
フィッシングゲームのような単純アクションのゲームは、まあ、まあまあ。
リール巻き上げの時に片手に切り替えればなんとか出来ました。
RPGなんか簡単そうですが、移動して、決定を押す。
それだけが片手になった途端にものすごく大変でした。
遊ぶこともまったく、一苦労です。

そして満を持してポケモンジャンル。

まずはポケモンGO。
それはそれはありがたいゲームでした。
まずGo Plusをセットすれば、押しながら歩くだけで卵孵化やゲットもできます。
それからなにより歩くことが前提にあるので、ウォーキング(リハビリ兼用)になります。
いいですね。健康的です。
自力で捕まえたい時は、なんとか頑張ってスマホを支えて、指一本で勝負です。
それでも自力で遊べてますよ。これ。

レイドボスの操作もタップとスライドだけ。
健康な時は物足りなく思ったりもしましたが、これだけ単純な動作だと、片手でも遊べます。
すごい発見です。

カートリッジの方もそうでした。

移動は十字キー。
選択や戦闘は下画面をタッチで進行。

孵化作業やリセマラが片手まで出来る廃人仕様としか思っていなかったこの操作性ですが、片手になってやってみると、「どんな人でも楽しめる」ということが見えた気がしました。

おとなは、図鑑コンプリートや個体厳選でいつまでも遊べるし。
こどもは、むずかしいことを置いて遊びたいことで遊んでいける。
例え、身体を壊しても簡単な操作は拒絶せずに遊ばせてくれる。

ポケモンはやっぱり、みんなにやさしい。

 

ちなみにその後、今度は腹部・背面部をも壊し座る時間が著しく制限された時もお世話になりました。
せっかくのポケモンGOコミュニティディに起き上がれなくても、出現率の上がったポケモン達が枕元にわんさと出てきてくれた時、さらには色違いまで出てきてくれた時は、ポケモン達に囲まれたようでしあわせでしたね。

ポケモン世界で人間の病院施設は見ませんが、きっと入院してるこ達はこんな風にポケモンと触れあいながら頑張ってるんだろうなあとか。
妄想が膨らみます。

 

いやあ、ゲームって、すばらしい!

ゲームフリーク様、任天堂様、ナイアンテック様へいつまでもお礼を申し上げて生きていきたいです。
ゲームのひとつの良い方向性。ありがとうございました。

 

完全に健康に戻ったとは言い難いですが、ポケモンgoのおさんぽツールとしての役割も本当に素晴らしいと思います。

みんな、健康は大事ですよ! もふう!

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